同門会員の活躍

組合立諏訪中央病院 統括院長 今井 拓先生

2026年1月22日

組合立諏訪中央病院 統括院長 今井 拓先生

専門分野:虚血性心疾患・心不全・不整脈

皆さま、お久しぶりです。1998年入局の今井 拓です。
私たちの学年は13名が入局し、弓野大先生を筆頭に、今思えば実に個性豊かな面々だったと思います。残念ながら現在大学病院に残っている者はほとんどいませんが、それぞれがそれぞれの場所でしぶとく生き延びていることと思います。
私は2006年に大学病院を離れ、故郷である長野県の諏訪中央病院に赴任しました。研修医時代を含め大学病院勤務はわずか5年でしたが、今振り返ると驚くほど濃密な時間でした。個性豊かな同期と、それをはるかに上回る強烈な上司の先生方。ここで形づくられた医師としての「骨格」は、今も私の臨床の背骨として確実に残っています。この年になってみて、若い頃に共に働いた経験は、その先生との思い出とともに体のどこかに潜み続けているものだと実感しています。
諏訪中央病院に勤務して20年。当院は総合診療医を中心に研修医・専攻医教育に力を入れ、全国から若者が集まる田舎では少し珍しい病院です。循環器内科も赴任当初は私一人でしたが、内科専攻医を循環器専門医へと育て、何とか診療科として存続しています。
2024年からは統括院長を拝命し、病院に加え2つの介護施設、看護学校の運営にも携わっています。人口減少が進む地方では、新たな地域医療構想のもと、病院や教育機関の集約と機能分化なしに地域は守れません。「心研」で培った原点を胸に、これからも現場で足掻き続けたいと思います。

諏訪中央病院と八ヶ岳

諏訪中央病院のハーブガーデン