活動・ニュースレター
2024年度 東京女子医科大学循環器内科 心研内科同門会を終えて
2024年12月2日
2024年10月12日に同門会を開催いたしました。ご多忙にもかかわらず、多くの同門先生方にご参加いただき、盛況のうちに会を終えることができました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
会に先立ち、逝去された先生方のご報告をさせていただき、哀悼の意を表すために1分間の黙祷をお捧げいたしました。本年度のご報告対象は、以下の3名の先生方でございます。
- • 本間 章先生(令和2年ご逝去)
- • 秋吉 信哉先生(令和4年ご逝去)
- • 山口 いづみ先生(令和5年ご逝去)
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
開会の挨拶は、山口 淳一教授・基幹分野長より賜りました。昨今の女子医大運営を巡る問題に立ち向かい、ようやく状況が改善されつつある現状や、何より現場で働く医師達に支えられていることをお伝えいただきました。また、本年度も3名の新入局員を迎え入れることができ、それぞれの自己紹介を行いました。新入局員の紹介は例年、中盤のメイン行事として行われてまいりましたが、山口教授の強いご希望により、冒頭でのご紹介となりました。


新入局員は、三上 朝賀先生、野久 保有沙先生、新 翔太先生の3名です。多くの同門先生方の前で緊張した面持ちでしたが、循環器医を選んだきっかけや将来の展望、憧れの医師像など、それぞれが思いを語りました。希望に満ちた若手医師の初々しい姿が非常に印象的でした。
さらに、嬉しい出来事として、嵐 弘之先生が足立医療センター心血管診療部門の教授に就任されたことをご紹介いただきました。嵐先生は、足立区を中心とした城東地域で多くの患者さんが治療を必要としていること、そして中核病院としてしっかりと運営していきたいという強いお気持ちを表明されました。


続いて、萩原 誠久先生からのご挨拶をいただきました。その中で、同門会の組織立ち上げについてご紹介いただき、現役世代をサポートする仕組みづくりや同門先生方への最新情報の提供、近況報告や情報交換の場を提供する取り組みについて報告がありました。
笠貫 宏先生からは、女子医大と心研の歴史や心研に対する思いについてお話しいただきました。心研という名称の重みや、同門会組織についてPhilosophyが必要であるという厳しいご指摘もありました。また、年を経てもやる気と希望に満ち溢れているとおっしゃられ、現在も国政に携わる事業に尽力されている姿勢に感服いたしました。 残念ながら、細田 瑳一先生はご都合がつかず参加が叶いませんでしたが、来年度の同門会などでお元気な姿を拝見できることを心より願っております。


川名先生の乾杯のご発声とともに歓談が始まり、かつての同僚や指導いただいた恩師との交流を深める場となりました。今回の同門会では115名の先生方にご参加いただき、大変盛況に会を催すことができました。多くの同門先生方におかれましては、ご多忙中にもかかわらず、またご遠方よりご参集賜り誠にありがとうございました。本会に残念ながらご参加いただけなかった先生方にも雰囲気をお伝えしたいと思いますので、写真や動画などのご提供をいただけますと幸甚に存じます。
会の中締めの挨拶は、庄田 守男先生よりいただきました。女子医大循環器内科をさらに発展させていくために、同門先生方と現役世代が力を合わせて山口教授体制をしっかりサポートしていこうというお言葉で、会を締めくくっていただきました。 以上、簡単ではございますが2024年度同門会のご報告とさせていただきます。末筆ながら、向寒の折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。また来年度の同門会へのご参加を心よりお待ち申し上げます。
文責:東京女子医科大学 循環器内科 医局長 柳下大悟 拝
