Alumni同門会について

会長挨拶

代表理事 萩原 誠久(東京女子医科大学 循環器内科学分野 教授)

会長挨拶 Greeting

 東京女子医科大学 循環器内科学教室は1955年に日本心臓血圧研究所(心研)が開設以降の内科部門に始まり,患者中心の最先端の循環器医療を実践し、日本のリーダーの地位を確立してきました。これまでに廣澤弘七郎教授,細田瑳一教授,笠貫 宏教授という傑出した指導者の下で多くの循環器専門医が育ってまいりました。

 私は第4代循環器内科学教室の主任教授として、これまで3代の先生方が築かれたトップレベルの臨床および基礎研究を引き継ぎ、循環器教育研修システムの構築や同門関連施設との共同による大規模臨床研究などを行いました。そして、歴代の先生方のご尽力により、約70年間の歴史で東京女子医科大学 循環器内科学教室は目覚ましい発展を遂げてまいりました。

 2022年から山口 淳一教授・基幹分野長が第5代目として循環器内科学教室を主宰されておりますが、この度、同門の先生方および教室員のご要望もあり、改めて循環器内科同門会の組織を再編、ネットワークを強化し、わたしたちの所属していた循環器内科で働く現役医師たちを積極的にサポートするために、新同門会を設立する運びとなりました。日本の循環器内科の黎明期を支えた日本心臓血圧研究所内科(心研内科)からの系譜を継承し、名称は「東京女子医科大学循環器内科[心研内科]同門会」とさせていただきました。今後は、東京女子医科大学病院循環器内科現役医師のサポートや、毎年10月に開催している同門会に加え、ニュースレターの発行など、東京女子医科大学病院循環器内科並びにわが国の循環器医療の発展に寄与することを目的として活動して参ります。
 新同門会をより良い形で運営するために、引き続きお力添えを賜れますと幸いです。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。